紅茶館　tea style～おいしい淹れ方、ティーバックでも美味しく♪

紅茶の種類、個性、特徴など、材料に適したいれ方やバリエーションのつくり方、楽しみ方も紹介。産地の事情、製茶の方法、歴史、文化、マナーなども掲載。

紅茶をもっと楽しむ12ヵ月

紅茶をもっと楽しむ12ヵ月―ティーインストラクターおすすめの

紅茶に「旬」があることを知っていましたか？おいしい紅茶にはおいしい理由があります

紅茶についてのあらゆる角度からの楽しい情報が盛りだくさんで、これ１冊で紅茶の全てがわかります

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リーフ（茶葉）からでもTB（ティーバッグ）でも基本は同じです。

２つのポイントさえ守れば誰でもカフェの紅茶を味わえます(〃^∇^)o彡☆

　リーフ（茶葉）からおいしく淹れよう。

	<ゴールデンルール１> 　水道からの汲みたての水はしっかり沸騰100℃させます。 ※ミネラルウォーターや汲み置きした水は空気が抜けてるので×
	<ゴールデンルール２> 　キャディースプーンなどで茶葉をしっかり量ります。大きい葉：スプーン山盛り１杯（３～４ｇ）細かい葉：スプーン中盛り１杯（2.5～３ｇ）
Q:大きい葉？細かい葉？どのくらいの大きさですか？
	<ゴールデンルール３> 　ポットを保温しながら、しっかり蒸らす。大きい葉：３～５分細かい葉：２～2.5分
	<ゴールデンルール４> 　ティーストレーナー（茶こし）で漉しながら、最後の一滴まで注ぐ。 ※最後の一滴こそ「ゴールデンドロップ」と言って最高の味に仕上げます。

　TB（ティーバッグ）の中の茶葉は短時間で抽出されるように細かい葉です。
親切なTBには抽出時間が明記してあります。
だいたいの目安は１分～２分です。

カップに沸騰した湯を入れてからTBを入れます。

ポイント

カップにフタ（皿でもOK）をして蒸らします。

TBをゆらゆらと揺らしてそっと取り出します。

※ここで絞ったりバシャバシャするとエグ味が出てしまいます。
※紅茶の色と味の濃さは関係ありません。

紅茶の色は水色（すいしょく）と言って葉の個性のようなもの。
ダージリンはオレンジ色っぽいし、アッサムはこげ茶色っぽいです。

紅茶の葉の種類。
大きい葉と言われるのはFOP,OP,Pあたりで５mm～１cmくらいかな。
細かい葉は主にTBに使用され、3mm以下くらいのサイズです。

グレード	特徴
FOP （フラワリー・オレンジペコー）	葉の部位を示す名称としては先端部の新芽「チップ」を指す。通常、チップを多く用いた茶葉をFOPと呼ぶ。
OP （オレンジペコー）	チップの次に若い葉を指す。これを細長くねじった茶葉をOPと呼ぶ。
P （ペコー）	OPの下にある葉。これをねじったタイプはOPほど長くなく太め。チップは含まれていない。
BOP （ブロークン・オレンジペコー）	細かくカットした茶葉を一般的にブロークンといい、Bで表す。BOPはOPのリーフを細かくカットしたもの。
BP （ブロークン・ペコー）	Pリーフをカットしたもの。BOPに比べるとやや大きめだが抽出時間が短い。ブレンドティーによく用いられる
D （ダスト）	細かい粉状のものをダストといい、Dで表す。最少の茶葉でティーバッグに多く用いられる。
CTC	Crush押し潰して、Tear引き裂いて、Curl丸めた特殊な製法。ごく短時間に抽出することができる